倒逆法(とうぎゃくほう、hysteron proteron)とは、「前後倒置」「反理倒置法」「先後倒叙」とも称し、概念の第1のキーワードが、第2のキーワードより時間的に後で起こる何かを言及する(つまり、時間の順序が逆になっている)修辞技法のこと。ゴールは、それが最初に置かれていることによって、より重要な概念として注意を促す。 論理学用語としては「不当仮定の虚偽」とも訳し、「論点先取」の一種である。 倒逆法の有名な例は、ウェルギリウス『アエネイス』の次の一文である(II.353) * Moriamur, et in media arma ruamus(我等を死なせよ、そして戦いの渦中に飛び込ませよ)

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  • 倒逆法(とうぎゃくほう、hysteron proteron)とは、「前後倒置」「反理倒置法」「先後倒叙」とも称し、概念の第1のキーワードが、第2のキーワードより時間的に後で起こる何かを言及する(つまり、時間の順序が逆になっている)修辞技法のこと。ゴールは、それが最初に置かれていることによって、より重要な概念として注意を促す。 論理学用語としては「不当仮定の虚偽」とも訳し、「論点先取」の一種である。 倒逆法の有名な例は、ウェルギリウス『アエネイス』の次の一文である(II.353) * Moriamur, et in media arma ruamus(我等を死なせよ、そして戦いの渦中に飛び込ませよ) (ja)
  • 倒逆法(とうぎゃくほう、hysteron proteron)とは、「前後倒置」「反理倒置法」「先後倒叙」とも称し、概念の第1のキーワードが、第2のキーワードより時間的に後で起こる何かを言及する(つまり、時間の順序が逆になっている)修辞技法のこと。ゴールは、それが最初に置かれていることによって、より重要な概念として注意を促す。 論理学用語としては「不当仮定の虚偽」とも訳し、「論点先取」の一種である。 倒逆法の有名な例は、ウェルギリウス『アエネイス』の次の一文である(II.353) * Moriamur, et in media arma ruamus(我等を死なせよ、そして戦いの渦中に飛び込ませよ) (ja)
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  • 倒逆法(とうぎゃくほう、hysteron proteron)とは、「前後倒置」「反理倒置法」「先後倒叙」とも称し、概念の第1のキーワードが、第2のキーワードより時間的に後で起こる何かを言及する(つまり、時間の順序が逆になっている)修辞技法のこと。ゴールは、それが最初に置かれていることによって、より重要な概念として注意を促す。 論理学用語としては「不当仮定の虚偽」とも訳し、「論点先取」の一種である。 倒逆法の有名な例は、ウェルギリウス『アエネイス』の次の一文である(II.353) * Moriamur, et in media arma ruamus(我等を死なせよ、そして戦いの渦中に飛び込ませよ) (ja)
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  • 倒逆法 (ja)
  • 倒逆法 (ja)
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