『信濃奇勝録』(しなのきしょうろく)は、江戸時代末期に、信濃国佐久郡臼田町の神官であった井出道貞が、信濃国(現在の長野県)の各地を十数年にわたって実地踏査を重ね見分した成果を記録した地誌で、収録されている地誌範囲は信濃国全域におよんでいる。全5巻。