便補(びんぽ/べんぽ)とは、古代から中世にかけて中央官司の経費に充てる納物や封戸から上がる封物を地方の特定地域の官物や雑物で賄わせること。そのために指定された土地を便補保(びんぽのほ/びんぽのほう/べんぽのほ/べんぽのほう)・便補地(びんぽのち/べんぽのち)などと称した。