佐藤 硯湖(さとう けんこ、1831年8月17日(天保2年7月10日) - 1890年(明治23年)6月20日)は、幕末の福井藩士で、明治維新後は宮内省に官僚として勤めた。称は鍋九郎、實吉、内記、実吉、誠。字は思誠。号は硯湖、尚古齊、彫虫居。 漢詩、篆刻に通暁し、中国金石学に倣って日本の金石学を確立すべく、多くの文献、金石、拓本を蒐集、書写した。