伊号第四十七潜水艦(いごうだいよんじゅうななせんすいかん、旧字体:伊號第四十七潜水艦)は、日本海軍の潜水艦。伊十六型潜水艦(巡潜丙型)の7番艦。佐世保海軍工廠で建造された。人間魚雷「回天」を甲板に搭載可能。1944年(昭和19年)7月10日に竣工し、訓練部隊に所属したあと、10月上旬より第15潜水隊に所属した。同年11月、回天特別攻撃隊「玄作戦」菊水隊として内海西部を出撃、仁科関夫中尉らが搭乗した回天4基の母艦としてウルシー環礁を襲撃し、回天戦により油槽船ミシシネワを撃沈した。その後も回天作戦に多数参加し、終戦を迎えた。翌年4月1日、海没処分。