伊勢志摩国立公園(いせしまこくりつこうえん)は、三重県志摩半島一帯からなる国立公園である。1946年11月20日に指定された。リアス式海岸と温暖な気候による植生が特徴で、英虞湾、的矢湾、五ヶ所湾など深い入り江が多い。 日本の国立公園の面積の約60%が国有地であるが、鳥羽市・志摩市の市街地のほかに神路山などの伊勢神宮の宮域林5500 haを含む伊勢志摩国立公園では90%以上が私有地である。年間訪問者は1017.6万人(2002年)。生活圏と重なるため、日本の国立公園の中では最も人口が多い。