伊予鉄道ハ500形客車(いよてつどうハ500がたきゃくしゃ)は、伊予鉄道に在籍した客車の形式である。 第二次世界大戦後、老朽化した種々雑多な2軸木造客車の台枠・走行装置を流用し、2両ずつ接合して1両の2軸ボギー木造客車とするという大胆な工法によって、伊予鉄道に当時存在した非電化区間の輸送単位の規格化・サービスの改善を実現した。 本項では同様の来歴で改造された姉妹形式であるハフ550・ハニフ570形についても取り扱う。