企業年金(きぎょうねんきん)は、私企業が勤労者の老後の生活をより豊かにするために公的年金に加えて選択的に設ける年金である。 この年金原資の運用や管理、給付などは、母体企業が設立した厚生年金基金や企業年金基金によって行われる。また規約型企業年金では、企業と受託機関が契約を結び企業の外で運用・管理、給付が行われる。なお、基金の中途脱退者や解散基金加入員の運用・管理、給付については、基金から1967年(昭和42年)に厚生年金保険法に基づき設立された企業年金連合会(設立当時は厚生年金基金連合会)に引き継がれる。