仮想粒子(かそうりゅうし、virtual particle)とは、粒子(素粒子)間の反応の際の中間過程において現れ(=生成し消滅し)、その実在を考慮しなくてはならない(= virtual)粒子を指す。場の量子論に従い反応に関する量を計算する際には、この実在を考慮することによって、初めて正しい答えが得られる。