京枡(きょうます)とは、日本の中世末期から昭和戦後期にかけて公定の枡として採用されていた枡の様式である。内法(うちのり)は縦横ともに竹尺4寸9分四方、深さ2寸7分、すなわち容積64827立方分をもって1升とした。 ただし、これは1620年代頃に出現したいわゆる「新京枡」で、それ以前の安土桃山時代の頃からの京枡は積62500立方分のものであった。