交響曲第21番 イ長調 Hob. I:21 は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンが作曲した交響曲。 本作から第24番までの4曲は、残された自筆原稿から1764年に作曲されたことが明らかになっている。そのうち、本作と第22番は全編が主調で統一された「緩-急-舞-急」の教会ソナタの形式をとる。楽器編成の上では第22番とは異なり、当時の標準的な編成を使用している。楽章構造がハイドンの通常使用するソナタ形式とはかなり異なっている。