二十世紀音楽研究所(にじっせいきおんがくけんきゅうじょ)は、日本の前衛音楽集団の一つ。作曲家の諸井誠、黛敏郎、入野義朗、柴田南雄、演奏家の森正、、音楽評論家の吉田秀和の7人により、1957年に発足した。メンバーは後に作曲家の武満徹、一柳慧、松下真一、演奏家の小林仁、岩城宏之が加わり、現代音楽の音楽祭を1957年から1965年まで長野県軽井沢町ほかで6回開催した。音楽祭では、当時まだ日本では演奏される機会が少なかったシェーンベルク、ヴェーベルン、ベルクの作品が毎回演奏され、さらにフランス、アメリカ、イタリア、そして日本の現代音楽作品が取り上げられた。