丸正事件(まるしょうじけん)は、1955年に静岡県三島市で発生した殺人事件。冤罪疑惑があるとして注目され、主犯とされた被疑者が在日韓国人だったことで、冤罪を主張する立場からは在日韓国人に対する偏見による立件であると主張されていた。また被疑者の弁護人が2人を犯人とする証言をした証人を偽証罪で告訴したり、被害者の親族を名指しで犯人視して殺人罪で告発し、訴えられた親族が逆に名誉毀損罪で弁護人を告訴して裁判になったことでも注目を集めた。