中院流(ちゅういんりゅう)は、真言宗(東密)の事相(じそう)の法流の一つ。明算(めいざん)(中院阿闍梨)(1021~1106)が派祖。高野山に伝わる法流の一つであるが、根本を正せば西院流と三宝院流を合わせた法流であるため野澤根本十二流に含めることはない。 真言宗における事相の意義に関しては、真言宗を参照のこと。