中東カルテット(ちゅうとうカルテット)とは、パレスチナ問題にかんする和平プロセスを仲介するアメリカ合衆国、ロシア、欧州連合、国際連合の4者を指す。マドリード・カルテットともいう。この4者による枠組みは、2002年に中東での対立が激化したことを受けて、スペインの首相ホセ・マリア・アスナールによってまとめられた。2007年から2015年にかけて、トニー・ブレアが4者の特使を務めていた。