中村 芝のぶ(なかむら しのぶ、1967年11月8日- )は歌舞伎役者。女方。屋号は成駒屋、紋は裏梅。兵庫県出身。1988年、国立劇場第9期歌舞伎俳優研修を修了。同年4月、歌舞伎座にて初舞台。同年9月、七代目中村芝翫に入門し、中村芝のぶを名乗る。2000年(平成12年)4月、名題昇進。 端正な容姿に声と女形の資質に恵まれ、同僚と居並ぶことの多い腰元役でも特に目を引く美しさを発揮する。師匠である芝翫や若旦那である九代目中村福助の脇を固めることが多いが、公演によっては『俊寛』の千鳥役などへ抜擢もされており、その実力も評価されている。古典歌舞伎への出演のほか、成駒屋と縁の深い十八代目中村勘三郎の企画であるコクーン歌舞伎や平成中村座公演および野田版歌舞伎にも複数回の出演経験がある。また、シネマ歌舞伎化された舞台(『野田版 研辰の討たれ』『人情噺文七元結』『大江戸りびんぐでっど』他)にも出演している。 2020年、2019新型コロナウイルス流行で歌舞伎の公演中止が相次ぎ、人々の楽しみが少ないときであることから、中村橋吾と共に"声紬プロジェックト"を始めた。小説家高田郁に特別の許可を得て、短編作品「漆喰くい」を朗読劇化するにあたって自ら脚本・演出・挿絵も手がけている。朗読劇はVimeoより11月15日に第一章が配信され、海外からもレンタル・購入による視聴が可能になっている。

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  • 中村 芝のぶ(なかむら しのぶ、1967年11月8日- )は歌舞伎役者。女方。屋号は成駒屋、紋は裏梅。兵庫県出身。1988年、国立劇場第9期歌舞伎俳優研修を修了。同年4月、歌舞伎座にて初舞台。同年9月、七代目中村芝翫に入門し、中村芝のぶを名乗る。2000年(平成12年)4月、名題昇進。 端正な容姿に声と女形の資質に恵まれ、同僚と居並ぶことの多い腰元役でも特に目を引く美しさを発揮する。師匠である芝翫や若旦那である九代目中村福助の脇を固めることが多いが、公演によっては『俊寛』の千鳥役などへ抜擢もされており、その実力も評価されている。古典歌舞伎への出演のほか、成駒屋と縁の深い十八代目中村勘三郎の企画であるコクーン歌舞伎や平成中村座公演および野田版歌舞伎にも複数回の出演経験がある。また、シネマ歌舞伎化された舞台(『野田版 研辰の討たれ』『人情噺文七元結』『大江戸りびんぐでっど』他)にも出演している。 2020年、2019新型コロナウイルス流行で歌舞伎の公演中止が相次ぎ、人々の楽しみが少ないときであることから、中村橋吾と共に"声紬プロジェックト"を始めた。小説家高田郁に特別の許可を得て、短編作品「漆喰くい」を朗読劇化するにあたって自ら脚本・演出・挿絵も手がけている。朗読劇はVimeoより11月15日に第一章が配信され、海外からもレンタル・購入による視聴が可能になっている。 (ja)
  • 中村 芝のぶ(なかむら しのぶ、1967年11月8日- )は歌舞伎役者。女方。屋号は成駒屋、紋は裏梅。兵庫県出身。1988年、国立劇場第9期歌舞伎俳優研修を修了。同年4月、歌舞伎座にて初舞台。同年9月、七代目中村芝翫に入門し、中村芝のぶを名乗る。2000年(平成12年)4月、名題昇進。 端正な容姿に声と女形の資質に恵まれ、同僚と居並ぶことの多い腰元役でも特に目を引く美しさを発揮する。師匠である芝翫や若旦那である九代目中村福助の脇を固めることが多いが、公演によっては『俊寛』の千鳥役などへ抜擢もされており、その実力も評価されている。古典歌舞伎への出演のほか、成駒屋と縁の深い十八代目中村勘三郎の企画であるコクーン歌舞伎や平成中村座公演および野田版歌舞伎にも複数回の出演経験がある。また、シネマ歌舞伎化された舞台(『野田版 研辰の討たれ』『人情噺文七元結』『大江戸りびんぐでっど』他)にも出演している。 2020年、2019新型コロナウイルス流行で歌舞伎の公演中止が相次ぎ、人々の楽しみが少ないときであることから、中村橋吾と共に"声紬プロジェックト"を始めた。小説家高田郁に特別の許可を得て、短編作品「漆喰くい」を朗読劇化するにあたって自ら脚本・演出・挿絵も手がけている。朗読劇はVimeoより11月15日に第一章が配信され、海外からもレンタル・購入による視聴が可能になっている。 (ja)
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