与那国島海底地形(よなぐにじまかいていちけい)は、1986年に八重山諸島の与那国島(沖縄県八重山郡与那国町)南部の新川鼻沖の海底で発見された海底地形である。東西約250m、南北約150m、高低差約25mに及ぶ巨大な石の神殿のような構造をしている。 人為的に加工された海底遺跡と考える説もあり、この立場からは与那国海底遺跡、与那国島海底遺跡とも呼ばれる。ただし、水中考古学や地形学の専門家の大半はこの説に否定的であり、東京海洋大学教授の岩淵聡文は「学術的には、人工の構造物ではないことで既に決着している」と語っている。