三井鉱山奈井江専用鉄道(みついこうざんないえせんようてつどう)は、北海道空知支庁管内奈井江町の日本国有鉄道(国鉄)函館本線奈井江駅から、東方の東奈井江までの10.0kmを結んでいた三井鉱山の専用鉄道で、最盛期年間45万トンの石炭を輸送したが 、同炭鉱の閉山に伴い1968年(昭和43年)9月30日に廃止された。同系列の三井芦別鉄道と関係が深く、C11形やかつての国鉄東海道本線の花形機8850形などが入線し石炭輸送に活躍した。また、通勤・通学客輸送のため、客車の運行も行なわれた。