三の丸尚蔵館(さんのまるしょうぞうかん、英: Museum of the Imperial Collections)は、東京都千代田区千代田の皇居東御苑内にある、宮内庁が所管する博物館施設。 昭和天皇の死後の1989年(平成元年)6月に遺族の明仁と香淳皇后から寄贈され国庫に帰属した美術品を保存、研究、公開するための施設として、1992年(平成4年)9月に皇居東御苑内に建設され、1993年(平成5年)11月3日に開館した。開館以後も皇族からの寄贈により収蔵品が度々追加されており、現在の収蔵点数は9,800点。 当館は2022年(令和4年)時点で建て替え中のため休業中であるが、2023年(令和5年)10月から国立文化財機構に移管され、同機構を所管する文化庁が収蔵品の管理を行う体制に改められる予定である。また2023年10月以降に施設の一部が再開館し、2026年(令和8年)に全面的に再開館する予定である。