七曜海山列(しちようかいざんれつ)とは、伊豆・小笠原・マリアナ弧の孀婦岩から西之島間、の頂部に相当する尾根に存在する7つの海山。孀婦岩の南から、西之島の北をN10°Wの走向で分布し、平行する形で地溝が発達する。北から日曜海山、月曜海山と続き、最南端は土曜海山となっている。頂部水深が最も浅いのは土曜海山で371 m、最も深いのが水曜海山で860 m。火山フロント上にあることからいずれの海山も第四紀火山と推定されるが、詳細な火山活動史は不明である。水曜海山と木曜海山、土曜海山の山頂周辺では熱水の噴出が確認されている。 水曜海山や木曜海山の熱水域ではシチヨウシンカイヒバリガイやトゲオオハラエビなどが確認されており、これらを含む海域は「相模トラフ・南部海山」の一部として、生物多様性の観点から重要度の高い海域に選定されている。

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  • 七曜海山列(しちようかいざんれつ)とは、伊豆・小笠原・マリアナ弧の孀婦岩から西之島間、の頂部に相当する尾根に存在する7つの海山。孀婦岩の南から、西之島の北をN10°Wの走向で分布し、平行する形で地溝が発達する。北から日曜海山、月曜海山と続き、最南端は土曜海山となっている。頂部水深が最も浅いのは土曜海山で371 m、最も深いのが水曜海山で860 m。火山フロント上にあることからいずれの海山も第四紀火山と推定されるが、詳細な火山活動史は不明である。水曜海山と木曜海山、土曜海山の山頂周辺では熱水の噴出が確認されている。 水曜海山や木曜海山の熱水域ではシチヨウシンカイヒバリガイやトゲオオハラエビなどが確認されており、これらを含む海域は「相模トラフ・南部海山」の一部として、生物多様性の観点から重要度の高い海域に選定されている。 (ja)
  • 七曜海山列(しちようかいざんれつ)とは、伊豆・小笠原・マリアナ弧の孀婦岩から西之島間、の頂部に相当する尾根に存在する7つの海山。孀婦岩の南から、西之島の北をN10°Wの走向で分布し、平行する形で地溝が発達する。北から日曜海山、月曜海山と続き、最南端は土曜海山となっている。頂部水深が最も浅いのは土曜海山で371 m、最も深いのが水曜海山で860 m。火山フロント上にあることからいずれの海山も第四紀火山と推定されるが、詳細な火山活動史は不明である。水曜海山と木曜海山、土曜海山の山頂周辺では熱水の噴出が確認されている。 水曜海山や木曜海山の熱水域ではシチヨウシンカイヒバリガイやトゲオオハラエビなどが確認されており、これらを含む海域は「相模トラフ・南部海山」の一部として、生物多様性の観点から重要度の高い海域に選定されている。 (ja)
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  • 図は水曜海山の位置 (ja)
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  • 七曜海山列 (ja)
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