『一条さゆり 濡れた欲情』(いちじょうさゆり ぬれたよくじょう)は、1972年10月に公開された、神代辰巳脚本、監督の日活制作の映画作品である。ロマンポルノの名を高めた傑作とされ、1972年度のキネマ旬報の日本映画ベストテン8位、映画芸術ベストテン2位、脚本の神代辰巳は1972年度キネマ旬報監督賞、主演の伊佐山ひろ子はキネマ旬報女優賞を受賞した。また、仁義なき戦いに影響を与えた作品であることも知られている。