ヴィルヘルム(Wilhelm, 1184年4月11日 - 1213年12月12日)は、リューネブルク公。バイエルン公兼ザクセン公ハインリヒ獅子公とイングランド王ヘンリー2世の娘マティルダの三男。ライン宮中伯ハインリヒ5世、神聖ローマ皇帝兼シュヴァーベン大公オットー4世の弟。 父が神聖ローマ皇帝フリードリヒ1世に帝国追放に処され、亡命していたウィンチェスターで生まれた。1195年の父の死後、遺領のうちリューネブルク周辺、近郊およびハルツ山地東側の領地を相続した。 1202年にデンマーク王ヴァルデマー1世の娘ヘレーネと結婚した。一人息子のオットーは後にブラウンシュヴァイク=リューネブルク公となった。