ヴァイオリン協奏曲作品36は、アルノルト・シェーンベルクがアメリカ時代に作曲したヴァイオリン協奏曲。調性音楽として書かれた『弦楽のための組曲ト長調』(1934年)に続く渡米後の第2作で、1934年から1936年にかけて作曲された作品で、厳格な十二音技法によって書かれている。