ロベルト・エンリケ・クレメンテ・ウォーカー(Roberto Enrique Clemente Walker , 1934年8月18日 - 1972年12月31日)は、プエルトリコ出身のプロ野球選手(外野手)。 MLBにおけるヒスパニック系選手の先駆け的存在であり、現在でもプエルトリコ出身の選手から目標とされていることが多い。 シーズンオフにはプエルトリコやラテンアメリカ諸国において慈善活動に関与しており、野球道具や食料を必要としている人々に提供していた。1972年12月31日、その年に起きた大地震(ニカラグア地震 (1972年))の被災者への援助物資を提供するためにニカラグアへ向かうチャーター便の飛行機に同乗し、その途上で航空事故に巻き込まれ、亡くなった。38歳没。1955年から1972年までの18シーズンをMLBのピッツバーグ・パイレーツ一筋で過ごした。 1965年に誕生した息子ロベルト・クレメンテJr.(Roberto Clemente, Jr.)も野球選手となり、フィラデルフィア・フィリーズやサンディエゴ・パドレスのマイナーでプレーしたが、故障が多くメジャーには昇格できなかった。甥のエドガルド・クレメンテは1998年から2000年の3年間、外野手としてメジャーでプレーした。