ロッキーマウンテン兵器工場(ロッキーマウンテンへいきこうじょう、英:Rocky Mountain Arsenal、略:RMA)とは、コロラド州デンバー市北部にあった米国の化学兵器製造センターである。用地は20世紀を通して米国陸軍によって管理され、閉鎖まで地元の居住者の間で環境汚染に関する論争の的だった。1942年に、アメリカ陸軍は第二次世界大戦中に武器を製造するための施設として、19,915エーカー(80.59km2)の土地を取得した。さらにステイプルトン空港の拡張に伴い、主にドイツ人捕虜のための捕虜収容キャンプがいくつか設営されたが、後にデンバー市へ移された。