平面幾何学におけるレスターの定理(レスターのていり)は、任意の不等辺三角形において外心・九点円の中心・2つのフェルマー点の4点が同一円上にあるという定理である。 この定理の名称は1997年に論文を発表したジューン・レスターに由来する。この4点を通る円は Clark Kimberling(英語)によってレスター円と命名されている。 レスターはこの定理を複素数を用いて証明しているが、のちに初等幾何学を用いた証明、ベクトルを用いた証明、コンピュータによる証明が発表されている。