ルバシカ(露: рубашка, rubashka)は、日本においては一般に、ロシアの民族衣装の一種であるブラウス状の上衣を指す語。日本ではルバーシカ、ルバシュカ、あるいはルパシカなどとも呼ばれる。日本の辞典類では、ゆったりとした身頃、立襟(詰襟)、左前開き、袖口や襟の刺繍、腰帯を締めての着用などが特徴として説明される。 ただしロシア語のРубашкаはシャツ全般を指す語であって上述のような民族衣装に限るものではなく、ロシア/ソ連軍の軍服の上衣(軍用シャツ)もルバシカと呼ばれる。日本で「ルバシカ」と呼ばれている民族衣装は、農民が着ていた長袖シャツのコソヴォロートカ(露: косоворо́тка, kosovorotka)と重なる。