リーゼ・スティーヴンス(Risë Stevens、1913年6月11日 - 2013年3月20日)は、アメリカ合衆国のメゾソプラノ歌手である。 本名リーゼ・ガス・スティーンバーグ(Risë Gus Steenberg)としてニューヨークに生まれ、ジュリアード音楽院を経てウィーンに留学、マリー・グートハイル=ショーダーらに師事した。1936年にプラハで『ミニョン』のタイトルロールを歌ってオペラデビュー、1938年には故郷のメトロポリタン歌劇場にデビューしている。1940~50年代にかけて『カルメン』のタイトルロールを最高の当たり役として活躍、映画や舞台ミュージカルにも出演した。 1990年にケネディ・センター名誉賞を受賞している。