リーシュマニア症(リーシュマニアしょう、leishmaniasis)とはトリパノソーマ科の原虫リーシュマニアの感染を原因とする人獣共通感染症の総称。サシチョウバエ類によって媒介される。原虫の種によって症状にかなりの差があり、ヒトでは主に(・黒熱病・)と(東洋瘤腫・エスプンディア・チクレロ潰瘍)とに分類される。 現在の感染者数は、400-1200万人ほど、98か国に渡る 。リーシュマニア症は緊急に対策を要する6つの感染症の1つとされている。犬の媒介性疾患としても注目されている。