リリーカードとは、1988年から2003年まで名古屋市交通局で使われていた磁気式乗車カード(プリペイドカード)である。1988年(昭和63年)3月1日発売。名古屋市営地下鉄、名古屋市営バスで使用することができた。 1998年(平成10年)5月6日の「ユリカ」発売により販売終了、2003年(平成15年)から残額を移行したユリカへの交換を行っていたが、2006年(平成18年)に交換を終了した。2011年(平成23年)からはICカード「manaca」が導入され「ユリカ」も販売終了した。 名称は、名古屋市の花であるユリを意味する英語「リリー (lily) 」に由来する。なお「ユリカ」の名称も同様である。 なお本項では、名古屋市営地下鉄で発行されていた磁気式回数乗車券「回数券カード」についても触れる。