リピッシュ P.13aは、1944年後半、ナチス・ドイツのためにアレクサンダー・リピッシュ博士が設計した、ラムジェット駆動のデルタウィング迎撃機である。本機は設計段階を出て実機の製作に入ることは決してなかったものの、DVL高速風洞で風洞模型が試験され、この設計にはマッハ2.6の領域でも非凡な安定性のあることが示された。