リヒテンシュタイン家(リヒテンシュタインけ、ドイツ語: Haus Liechtenstein)は、ドイツのバイエルン・シュヴァーベン地方のドナウヴェルトを発祥とするドイツ系貴族。その一族はオーストリア東部のウィーン州をはじめ、チェコのボヘミア地方とモラヴィア地方、スロバキア、ハンガリー、ルーマニア北部のトランシルヴァニア地方、ポーランド南西部のシロンスク地方、スロベニアなどに分散している。 リヒテンシュタイン家の当主は代々「Fürst」(公爵または侯爵)の称号を継ぐ。それとともに、神聖ローマ帝国期の領邦国家を引き継いだ小国家であるリヒテンシュタイン公国の国家元首の地位をも継承する。