『リチャード二世 第1部』(Richard the Second Part One)または『トマス・オブ・ウッドストック』(Thomas of Woodstock)は、リチャード二世の統治期に起こったトマス・オブ・ウッドストックの事件を描いた、作者不詳で題名のないエリザベス朝演劇の不完全な原稿につけられた名称。作者をウィリアム・シェイクスピアとする研究者もいて、シェイクスピア外典に含まれることが多い。また、シェイクスピアの『リチャード二世』に(ひょっとすると『ヘンリー四世 第1部』、『ヘンリー四世 第2部』にも)に影響があると言われることもある。