リチャード・ケレンス・サザランド(Richard Kerens Sutherland, 1893年11月27日-1966年6月25日)は、アメリカ陸軍の軍人、最終階級は中将。 イェール大学出身で州兵から正規の将校に取り立てられ、エリートコースを進む。フィリピン時代以降はダグラス・マッカーサー陸軍元帥の参謀長として辣腕をふるい、いわゆる「バターン・ギャング」 の一人としてにも付き従った。しかし、自身の不倫問題でマッカーサーから敬遠されるようになり、戦争終結後の日本における占領行政にも短期間ながらかかわったものの、間もなく退役した。