ラーセン棚氷(ラーセンたなごおり、英: Larsen Ice Shelf)は、南極半島東岸に存在する棚氷である。ウェッデル海の北西部にあたり、(Cape Longing)から(Hearst Island)の南までの間に広がっている。ラルセン棚氷ともよばれる。棚氷は、、などと名付けられており、ラーセンA棚氷は1995年に、ラーセンB棚氷は2002年に崩壊した。ラーセンC棚氷も亀裂の拡大が進んでいる。 この棚氷の「ラーセン」と言う名称は、1893年に氷に沿って南緯68度10分の地点まで航海したノルウェーの捕鯨船船長(Carl Anton Larsen)に因んでいる。