ラムナン硫酸(ラムナンりゅうさん、rhamnan sulfate)は、緑藻類のヒトエグサ、スジアオノリ、アナアオサや微細藻類のスピルリナ などに含まれる多糖類の一種。その中でもヒトエグサでの含有量が最も高い。平均分子量は数万から数百万、主な構成糖はL-ラムノースと硫酸化L-ラムノースで、硫酸化多糖でもある。ラムナン硫酸にはまだまだ未知の部分が多く、これからの研究・発展が期待される多糖である。