ラッピ、もしくはラッピ州 (ラッピしゅう、フィンランド語: Lappi、スウェーデン語: Lappland)は、フィンランドの伝統州。スウェーデン名からラップランド、ラテン名のLaponiaから、ラポニアとも呼ばれる。現在のフィンランドの最北の地域であり、ラップランドに属する。南で伝統州のポフヤンマーと接している。西にはスウェーデン・ノールボッテン県、北でノルウェー・トロムス県、フィンマルク県、東でロシア連邦・ムルマンスク州と接している。現在のフィンランドでは、ラッピの全域は、ポフヤンマー最北部も県域とするラッピ県の県域に含まれている。