ヨーロッパ熱波(ヨーロッパねっぱ)は、2003年7月から8月にかけて西ヨーロッパ地域の大半が影響を受けた熱波の名称である。この熱波による高温は7月から8月に顕著に現れ、1540年以来の記録的な暑さとなった。 この熱波は特にフランスで被害が大きかった。また、数カ国で健康危機をもたらし、南ヨーロッパの一部地域では干ばつの影響もあり農作物不足となった。この熱波による死者は7万人を超えるという推定がある。