ヨハン・エーヴァルト(ドイツ語: Johann Ewald、後にヨハン・フォン・エーヴァルト(ドイツ語: Johann von Ewald)、1744年3月20日、カッセル - 1813年6月25日、キール)は士官、そして軍事の専門家。ヘッセン=カッセル方伯領の野戦猟兵軍団に所属する大尉としてアメリカ独立戦争に参加しており、パルチザン戦術の専門家であった。その著書、『Über den kleinen Krieg』(『小さな戦争について』)は、このような形態の戦争行為について専門的に記された最初期の書物とされている。彼はアメリカ独立戦争の間に、体験した戦闘や観察について多くの著述を含む詳細な日記を書き残している。ヨーロッパに帰還した後は、デンマーク王国の軍に仕え、ナポレオン戦争の時代には現役の将官として参戦し、指揮を執った。