ヨシコ・ウチダ(Yoshiko Uchida; 1921年11月24日 - 1992年6月21日)は日系アメリカ人作家、特に児童文学作家として知られる。日系人強制収容所体験に基づく自伝小説『トパーズへの旅』、自伝『荒野に追われた人々』、日系一世の女性の苦難に焦点を当てた小説『写真花嫁』などを発表。また、差別と闘いながら懸命に希望に向かって生きる日系人の姿を二世の少女リンコの目を通して描いたリンコ三部作をはじめとする作品により、アメリカ児童文学に新風を吹き込んだ。 カリフォルニア・コモンウェルス・クラブ児童文学最高賞のほか、オレゴン大学、日系アメリカ人市民同盟、ユタ州歴史協会、カリフォルニア英語教員協会などによりその功績を称えられた。