ユーリプテルス(Eurypterus)は古生代シルル紀に生息したウミサソリの1属。幅広い遊泳脚を特徴とし、ウミサソリの中では発見例が最も多く、研究が進んでいる著名な属である。十数種が知られ、化石はヨーロッパや北アメリカから発見される。 翼のように広げた後脚に因んで、学名は古代ギリシア語の「ευρυς」(eurys、広い)と「πτερον」(pteron、翼、櫂)の合成である。