モーリタニア(RMS Mauretania、通称Maury)はイギリスのキュナード・ラインの客船。 造船所で建造され、1906年9月20日に進水。後に世界最大・最速の客船となった。 特に注目に値する点は当時まだ開発段階であった蒸気タービンを姉妹船「ルシタニア」と共に採用したことで、このことは、後に大西洋定期船のデザインに大きな影響を及ぼすこととなる。「モーリタニア」はその豪華さ・速度・安全性から乗客に好評であった。 「モーリタニア」の船名の由来はローマ属州の1つであったマウレタニア(Mauretania)であるが、後に使用され始めたモーリタニア(Mauritania)へは改名しなかった。