モネンシン (Monensin) はポリエーテル系抗生物質の一つ。ストレプトマイセス属のStreptomyces cinnamonensis から単離された。反芻動物の飼料に広く用いられる。 その構造はAgtarapらによって1967年に判明し、構造が明らかになった初めてのポリエーテル系抗生物質となった。最初の全合成は、1979年に岸義人らから報告された。