メルボルン空港(メルボルンくうこう、Melbourne Airport)は、オーストラリア連邦・ビクトリア州メルボルンの北部郊外、都心から24km離れたタラマリン地区 (Tullamarine) に隣接する空港である。メルボルン国際空港、タラマリン空港とも通称される。IATA空港コードはMEL。 1970年に開港し、それまでメルボルンの主力空港だったエッセンドン空港の代替となった。敷地面積は3039ha。2本の交差する滑走路を持ち、南北方向の滑走路の長さは3,657m、東西方向の滑走路の長さは2,286mである。 国際線・国内線を問わず、メルボルンに発着する定期航空の多くが利用する。カンタス航空、ジェットスター航空のハブ空港である。ただし、ジェットスター航空は大陸部の州都線にはアバロン空港を利用する。 国際線ターミナルのほか、主にカンタス航空とジェットスター航空が利用する国内線ターミナル、主にヴァージン・オーストラリアが利用する南ターミナルの3つのターミナルがある。