メニエール病(メニエールびょう、英語: Ménière's disease)は、激しい回転性のめまいと難聴・耳鳴り・耳閉感の4症状が同時に重なる症状を繰り返す内耳の疾患である。厚生労働省の特定疾患に指定されていたが、特定疾患治療研究事業の対象ではない。2014年(平成26年)成立の、難病の患者に対する医療等に関する法律(難病法)による、厚生労働省の指定難病リストに存在しない(特定疾病から難病法へ移行の際、対象に入らなかった)。 疾病名はフランスの医師が1861年に初めてめまいの原因の一つに内耳性のものがあることを報告したことに由来している。 低音の聞こえだけが悪くなり、強い回転性めまいが無いものについては「蝸牛型メニエール病」を参照