ミシュリーヌ(Micheline)は、フランスのタイヤメーカー、ミシュランが開発・製造していた、レール上をゴムタイヤで走行する鉄道車両の通称である。案内軌条式鉄道とは異なり、レールは通常の鉄道のものを使用する。1930年代に数十種類の型が製造され、一部は営業運転に使用された。ほとんどは気動車であるが、一部ディーゼル機関車と客車の組や電車のものもある。 なおフランスの一部の地域(特にコルシカ鉄道)では、ゴムタイヤ走行ではなくミシュラン製でもない気動車を「ミシュリーヌ」と呼ぶことがある。