ミクニテンナンショウ(三国天南星、学名:Arisaema planilaminum)は、サトイモ科テンナンショウ属の多年草。 偽茎部は葉柄よりはるかに長く、葉は2個つける。仏炎苞口辺部は緑色で、耳状に開出し、仏炎苞舷部外面の中央はドーム状に盛り上がらず、やや平らになって前に曲がる。小型の株は雄花序をつけ、同一のものが大型になると雌花序または両性花序をつける雌雄偽異株で、雄株から雌株に完全に性転換する。