マーモン・ヘリントン(Marmon-Herrington Company, Inc.)は、トラックやその他の車両向けのアクスルやトランスファーを製造するアメリカ合衆国を拠点とする製造会社である。初期には第二次世界大戦中に軍用車両や幾種類かの戦車を、1950年代の終わりか1960年代の初期まではトラックやトロリーバスを製造していた。マーモン・ヘリントン社はトラックやバスの様な商用車の製造においてフォード・モーターと協力関係を持ってきた。この企業が最も名を知られているのは、他社、特にフォード社製トラックへの総輪駆動改装作業によるものであろう。元々はインディアナポリスに所在し、工場がオンタリオ州ウィンザーにあったが、現在はケンタッキー州のルイビルを拠点としている。