マティルド またはマチルダ またはマチルデ(253 Mathilde)は小惑星帯に位置する小惑星。1885年11月12日に、ウィーンでヨハン・パリサによって発見された。軌道計算をしたパリ天文台のスタッフ V. A. Lebeuf によって命名された。パリ天文台の副台長を務めていた天文学者モーリス・ローイの妻の名前にちなんだものと考えられている。 1997年6月、(433) エロスへ向かう途中の探査機「NEAR」によって観測が行われた。これは原始的なC型小惑星で、探査機が訪れた最初のC型小惑星である。 2004年と2006年に福島県で掩蔽(えんぺい)が観測された。