マツバギク(松葉菊、学名: Lampranthus spectabilis)は、ハマミズナ科(ツルナ科)マツバギク属(ランプラントゥス属)の多年草の種のひとつ。また、マツバギク属(Lampranthus)の総称のこと。本記事では、特に断らない限り、種としてのマツバギク(L. spectabilis)を説明する。 マツバボタン(スベリヒユ科)と名前が似ているが、別な植物である。また、マツバギクの葉は多肉であり、花の形もある種のサボテンに似ているので、サボテンの一種と誤解する人もいるが、多肉植物であるものの、サボテンとは全く別系統の植物である。 英語では耐寒マツバギク(Delosperma)と合わせてアイスプラント(iceplants)と呼ばれ、広義ではハマミズナ科全体を指す。日本語で言うアイスプラントは同科別属のMesembryanthemum crystallinumだ。